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学校は甦る その現状と未来を考える
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教員と行政は学校を救おうと、日々努力を重ねているが、
保護者や地域の協力があればより早く、より良く生きかえる。
教員が次々と壊れ、「ブラック」と評される環境下、担い手が激減している学校現場……それでも教職に未来を感じ、希望を抱く教員は確実にいる。彼らはいま何を感じ、何を遂行し、未来のために何を構想しているのか? 現役私立中高一貫校教員といまは教育行政に携わる元小学教員が現状と未来を考察する。
教育現場の状況は楽観視できないが、いたずらに悲観する必要はない。数多の現場で少しずつだが、希望の萌芽が現れはじめているからだ。
序 章 学校の〝いま〟 取り巻く現状とは
第1章 教師はいま
第2章 児童・生徒はいま
第3章 保護者との関わりについて
第4章 このままだと教育現場はどうなってしまうのか
第5章 学校現場の未来の働き方について考える
第6章 保護者との連携について
第7章 行政や地域との関わりについて
終 章 教育の未来を考える
永井 崇(ながい・たかし)
福島市教育委員会主任管理主事。昭和43(1968)年、福島県生まれ。福島県内の公立小学校に勤務後、平成11(1999)年よりタイ・バンコク日本人学校で3年間勤務。福島県内の公立小学校に復帰し、平成18年より福島大学附属小学校に勤務。平成27年、福島県公立小学校教頭。平成29年、福島県教育センター指導主事。令和3(2021)年より福島県公立小学校校長勤務を経て現職。教育関係雑誌や大学の研究紀要等に多数の論考を寄せている。
根本太一郎(ねもと・たいちろう)
土浦日本大学中等教育学校教諭社会科主任。平成3(1991)年、福島県生まれ。明治大学文学部史学地理学科西洋史専攻卒業。一般企業勤務等を経て、福島県公立学校にて8年間勤務後、現職。社会科の授業を通した『感動』を生徒にもたせるため、教壇に立つ。歴史教育を核に高等教育機関との連携を図りながら、国際理解教育、金融教育、防災教育の教育実践・研究を進めている。明治大学教育会事務局員、初等中等金融経済教育ワークショップ事務局長、FESコンテストアンバサダー、関東ESD活動支援センターアドバイザー。「心豊かな社会をつくるための子ども教育財団提言コンテスト 2023年度最優秀賞」受賞。おもな著作物に『社会科「個別最適な学び」授業デザイン事例編』(明治図書、分担執筆)などがある。教育誌やウェブメディアにも教育実践例を寄せている。