既刊本
大東亜戦争秘録──掻き消された市井の人たちの生きざま、死にざま
判型
四六判 264ページ
定価
本体
2000 円+税
発行
育鵬社
発売
扶桑社
発売日
2023年08月04日
ISBN
978-4-594-09417-1
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本の内容
敗戦で国柄を蒸発させ、精神の故郷を喪失した日本人。
〝祖国〟を取り戻すためには何が必要なのか?
先の大戦で子々孫々のため、家族のため、そして国や故郷のために戦った多くの兵士たちは元来、サラリーマンや教師、農家といった一般の人たちだった。彼らはどんな想いを胸に銃を取ったのか? 本人や遺族を丹念に取材した鎮魂のノンフィクション。
- 第一章 玉音放送後に刻まれた哀傷
- 第二章 B29搭乗員を介錯した武士道の顚末
- 第三章 Uボート内に散った日本人技術者
- 第四章 特攻隊発祥の地を歩く
- 第五章 函館俘虜収容所第一分所で何が起きたのか
- 第六章 知られざる特攻兵器「震洋」が描いた航跡
- 第七章 特攻にまつわる然る夫婦の相聞歌
- 第八章 埋もれた史実「モンゴル抑留」の実態
- 第九章 敗戦の責任は何処に有りや
- 第一〇章 台湾で神になった日本人兵士
著者プロフィール
早坂 隆(はやさか・たかし)
1973年、愛知県生まれ。ノンフィクション作家。『昭和十七年の夏 幻の甲子園』(文藝春秋)で第21回ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞。他の著作に『指揮官の決断 満州とアッツの将軍 樋口季一郎』『永田鉄山 昭和陸軍「運命の男」』(ともに文春新書)、『大東亜戦争の事件簿――隠された昭和史の真実』『祖父が見た日中戦争 東大卒の文学青年は兵士になった』(ともに育鵬社)など多数。顕彰史研究会顧問。
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