戦争と芸能──そのとき、どんなことが起きていたのか? | 育鵬社
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既刊本

戦争と芸能──そのとき、どんなことが起きていたのか?

著者
近現代日本エンタメ研究会 小針侑起

 
広中一成 押田信子

判型
(カラー口絵16ページ)四六判  264ページ
定価
本体 1900 円+税
発行
育鵬社
発売
扶桑社
発売日
2022年07月02日
ISBN
978-4-594-09045-6

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本の内容

そのとき芸能人は何をし、兵士は何を求め、戦場ではどう戦っていたのか?
時代の波に翻弄された、芸能界の人々。銃弾の飛び交うなか、慰問袋を待ち望み、戦った兵士たちの心境とは? 新資料と証言に基づく多くの逸話は読む者の胸を打つ。

戦争研究において政治的、軍事的アプローチは大量になされ、蓄積もされてきた。しかし、民衆が愛してやまない、ゆえに人々とともに戦場に動員された「大衆娯楽」、翼賛を余儀なくされた「日本芸能界」に着目、それらの地点から戦争をとらえようとする研究は手薄である。本書は、こうした先行研究の空白部分を埋めるべく、志を同じくする三者が集まることによって、各々別の角度から検証し、研究の深化を図ろうとするものである。……はじめにより

著者プロフィール

近現代日本エンタメ研究会

小針侑起(こばり・ゆうき)

芸能史評論家。1987年生まれ。執筆、講演、TV出演のかたわら、浅草オぺラやレビュー関連イべントの構成・監修、時代考証などを行う。YouTube『小針侑起のにっぽん昭和歌謡史』(日本コロムビア)に出演中。著書に『あゝ浅草オペラ 写真でたどる魅惑の「インチキ」歌劇』(えにし書房)『大正昭和美人図鑑』(河出書房新社)などがある。

広中一成(ひろなか・いっせい)

愛知学院大学文学部准教授。1978年愛知県生まれ。2012年、愛知大学大学院中国研究科博士後期課程修了。博士(中国研究)。専門は中国近現代史、日中戦争史、中国傀儡政権史。著書に『冀東政権と日中関係』(汲古書院)『傀儡政権』(角川新書)『後期日中戦争』(角川新書)などがある。

押田信子(おしだ・のぶこ)

中央大学経済研究所客員研究員。出版社勤務を経て、2008年、上智大学大学院文学研究科修士課程修了、2014年、横浜市立大学大学院都市社会文化研究科博士課程単位取得退学。専門はメディア史、歴史社会学、大衆文化研究。著書に『兵士のアイドル』(旬報社)『抹殺された日本軍恤兵部の正体』(扶桑社新書)などがある。

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