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現代アメリカ保守主義運動小史
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[ニューディール連合]vs[保守主義者]
F.D.ルーズヴェルト「民主党」政権時代にワシントンを支配したリベラル派から、 第二次世界大戦後、「保守主義者」たちはいかに政治の主導権を奪還したか?
「リベラルびいき」の日米マスコミが報じないもう一つのアメリカ!
現代アメリカを多角的に理解するための必読書!
アメリカの「保守主義者」たちがリベラル派といかに戦い、政治の主導権を奪還したのか、その経緯が詳しく描かれた本書は、「保守主義者」たちの運動のバイブルなのだ。
同時に減税、規制改革、そして民間シンクタンクがなぜ重要なのかを解き明かした政治入門書でもある。
一読すれば、恐らくこれまでとは全く違った政治とのかかわり方が見えてくるはずだ。
(「はじめに」より)
第1章 保守主義の精神
社会主義への反撃?ハイエク『隷属への道』/稀有な連邦議会?タフト主導の共和党/ソ連のスパイ、チェンバースの『目撃』 ??ほか
第2章 運動を起こした人たち
アイクが好きだ/勇気の人、タフト上院議員/カーク『保守主義の精神』/『ナショナル・レヴュー』誌の創刊 ??ほか
第3章 プリンシプルに基づく政治
シュラーフリー『こだまに惑わされずに選択せよ!』/保守主義運動の反撃/ニクソン対「市民政治家」レーガン/ニュー・ライトと昔ながらの左派 ??ほか
第4章 与党になった保守派
成功した保守派─レーガン大統領誕生/「悪の帝国」演説とソ連の崩壊/保守派の前進とブッシュ大統領/レーガン風民主党員?クリントン大統領 ??ほか
第5章 運動の役割
ジョージ・W・ブッシュの二つの大統領の地位 ??ほか
リー・エドワーズ(Lee Edwards)
ヘリテージ財団における保守思想分野の傑出した研究者。アメリカ保守主義の歴史家であるとともに、25 冊に及ぶ伝記などの著作、編纂が中国語、日本語、フランス語、ハンガリー語、スウェーデン語版で普及。デューク大学英語学士号、パリ・ソルボンヌ大学大学院卒、グローブシティカレッジ文学名誉学位、カトリック大学世界政治学博士号の取得。ジョージタウン大学政治ジャーナリズム研究所創設ディレクター、ハーバード大学ジョン・F・ケネディ行政大学院政治研究所フェロー、フィラデルフィア協会会長、フーバー研究所メディアフェローといった多彩な経歴を持ち、現在はアメリカ・カトリック大学政治学非常勤教授、共産主義犠牲者追悼財団共同創設者兼名誉会長。
監修者:江崎道朗(えざき・みちお)
評論家。1962( 昭和37) 年東京都生まれ。九州大学卒業後、月刊誌編集、団体職員、国会議員政策スタッフを務めたのち、現職。安全保障、インテリジェンス、近現代史などに幅広い知見を有する。オンラインサロン「江崎塾」を主宰。産経新聞「正論」欄執筆メンバー、日本戦略研究フォーラム政策提言委員。2019 年第20 回正論新風賞受賞 。著書に、『日本外務省はソ連の対米工作を知っていた』『外務省アメリカ局第一課作成 米国共産党調書』(編訳)( 以上育鵬社)、『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』『日本占領と「敗戦革命」の危機』『朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作』( 以上PHP 新書 )、『日本は誰と戦ったのか』(KK ベストセラーズ、第1 回アパ日本再興大賞受賞) 他多数。
訳者:渡邉 稔(わたなべ・みのる)
国際問題評論家。1944(昭和19)年生まれ。東京都出身。在米5年、在韓3年の経験を持つ。「日本会議」(会長・田久保忠衛杏林大学名誉教授)国際広報委員会翻訳顧問。著書に『アメリカの歴史教科書が描く「戦争と原爆投下」』(明成社、平成19年)、英訳にThe Alleged “The Nanking Massacre”(日本語版は、竹本忠雄、大原康男編著『再審「南京大虐殺」』明成社、平成12年)。