国民を守れない日本の法律──感染症、自然災害、ミサイル、侵略行為 | 育鵬社
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既刊本

国民を守れない日本の法律──感染症、自然災害、ミサイル、侵略行為

著者
田上 嘉一

判型
新書判  328ページ
定価
本体 980 円+税
発行
育鵬社
発売
扶桑社
発売日
2020年11月04日
ISBN
978-4-594-08539-1

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本の内容

つるの剛士氏推薦!!
「感染症、自然災害、外国船の領海侵入…。
未曾有を未曾有にしないために日本の法律のこともっと知りたい!」

「緊急事態が起こってから法律をつくる」では遅すぎる!
テレビ、ラジオ、ネットメディアで活躍中の、弁護士で予備自衛官でもある著者が、
緊急事態における日本の法制度の問題点について、分かりやすく解説!

◎コロナ対策で法律の根拠なき自粛要請を 繰り返した日本
◎日本の災害法制はシン・ゴジラに対抗できるか
◎北朝鮮のミサイル攻撃に対する 「敵基地攻撃能力」は憲法に違反しない
◎マンガ『空母いぶき』が描く 尖閣諸島への中国人上陸に日本は対応できない
◎有事の際でも警察と同じポジティブ・リストに 縛られる自衛隊
◎特措法ばかりで基本法なし、ツギハギだらけの緊急事態法制……他

 

【目次】

第1章 なぜ日本の新型コロナウイルス対策は遅れたのか
新型コロナウイルスと新型インフルエンザ対策特措法/感染症法・検疫法・出入国管理法/感染症に立ち向かえる日本になるために
第2章 映画『シン・ゴジラ』に学ぶ災害への対応
『シン・ゴジラ』と災害大国日本/緊急災害対策本部の設置と災害緊急事態の布告/災害対処にあたる内閣官房/自衛隊はゴジラに立ち向かうことができるか
第3章 自衛隊とシビリアン・コントロール
『機動警察パトレイバー』と治安出動/警察と軍隊は何が違うか/自衛隊発足の経緯と歪められた文民統制/日本のあるべき「シビリアン・コントロールのかたち」とは
第4章 日本は敵基地攻撃能力を持つことができるか
現実が虚構に追いついた?『空母いぶき』/専守防衛と敵基地攻撃能力/専守防衛はいつまで堅持できるのか
第5章 『空母いぶき』の尖閣諸島中国人上陸事件を防げるのか
「切れ目のある安全保障」グレーゾーン事態/現実の脅威として存在するグレーゾーン事態/日本は目の前の脅威に対応できるのか
第6章 緊急事態条項を持たない日本国憲法
「国家緊急権」とは/日本の緊急事態法制の現状/緊急事態法制の目的は人権保障にあり
第7章 憲法9条をどう考えるか

著者プロフィール

田上嘉一(たがみよしかず)

弁護士・予備自衛官。1978(昭和53)年生まれ。神奈川県出身。早稲田大学法学部、同大学院法学研究科卒(法学修士)、ロンドン大学クィーン・メアリー校修士課程修了(法学修士)。アンダーソン・毛利・友常法律事務所にて、企業のM&Aやファイナンス、危機管理などに携わり、外資系投資銀行やIT企業にて企業法務に従事した経験を持つ。現在は弁護士ドットコム株式会社取締役。陸上自衛隊三等陸佐(予備自衛官)でもあり、毎年の訓練に参加しつつ、防衛法学会、戦略法研究会に所属し、安全保障法制、国際法の研究を行っている。TOKYO MX「モーニングCROSS」などテレビ・ラジオ番組やYahoo!ニュース、東洋経済オンラインなどのインターネットメディアにて、国際政治や安全保障について法律の観点から幅広く発信している。

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