左翼グローバリズムとの対決 | 育鵬社
育鵬社は扶桑社の教科書事業を継承する出版社です

既刊本

左翼グローバリズムとの対決

著者
田中英道

判型
四六判  208ページ
定価
本体 1500 円+税
発行
育鵬社
発売
扶桑社
発売日
2020年06月23日
ISBN
978-4-594-08532-2

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本の内容

グローバル化の裏に隠れた左翼思想を撃つ!

今こそグローバリズムへの幻想を捨て、健全なナショナリズムへの転換が必要である。

グローバリズム──なぜこの言葉が流行ったのかというと、裏に左翼イデオロギーが刷り込まれていたからである。インターナショナリズムという、共産主義がねらう国際化、世界化の意味が重ねられたのだ。彼らはもう、マルクス主義、共産主義という言葉を使わない。もはや時代遅れであることを感じているからだ。本書では、戦後、日本が共産主義者によって、いかにグローバル化、共産主義化されようとしてきたかを徹底的に批判している。

【目次】
まえがきに代えて──武漢ウイルスの真実を探る
第1章 左翼グローバリズムの企み
1 「敗戦」でも「対米従属」でもなかった戦後日本
2 アメリカの「赤い星」たちが画策した野坂参三「共産政権」の誕生
3 「日本国憲法」は「共産主義革命」の前段階のものだった!
4 憲法に「象徴天皇」を残した共産主義者の謀略
5 「象徴」という輸入語
6 戦争犯罪人という烙印

第2章 左翼グローバリズムの誤り
1 マルクス主義イデオロギーにとらわれたアメリカの歴史学者たち
2 合理主義では日本は理解できない──磯田道史著『「司馬遼太郎」で学ぶ日本史』批判
3 日本なしにサピエンス史を語るなかれ──ハラリ著『サピエンス全史』批判
4 ユダヤ人をどう考えるか——べロック著『ユダヤ人』を読む
5 「あいちトリエンナーレ」が残した問題──現代芸術の死と政治イデオロギー

あとがき──戦後は左翼グローバリズムの時代だった

著者プロフィール

田中英道(たなか・ひでみち)

昭和17(1942)年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める。著書に『日本美術全史』(講談社)、『日本の歴史 本当は何がすごいのか』『日本の文化 本当は何がすごいのか』『世界史の中の日本 本当は何がすごいのか』『世界文化遺産から読み解く世界史』『日本の宗教 本当は何がすごいのか』『日本史5つの法則』『日本の戦争 何が真実なのか』『聖徳太子 本当は何がすごいのか』『日本の美仏50選』『葛飾北斎 本当は何がすごいのか』『日本国史』『日本が世界で輝く時代』『ユダヤ人埴輪があった!』(いずれも育鵬社)などがある。

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