米中AI戦争の真実 | 育鵬社
育鵬社は扶桑社の教科書事業を継承する出版社です

既刊本

米中AI戦争の真実

著者
深田萌絵

判型
四六判並製  224ページ
定価
本体 1500 円+税
発行
育鵬社
発売
扶桑社
発売日
2019年12月18日
ISBN
978-4-594-08387-8

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本の内容

米中デジタル冷戦の舞台は5G通信からAIへ!
米中が繰り広げるAI戦争の実態は「監視」と「言論統制」だ!
5G通信で世界のビッグデータ収集を企む中国はAI開発に参戦、情報覇権を狙う。
追い詰められたアメリカは量子コンピューターで起死回生を図れるのか?
日本の技術力がこのAI戦争のカギを握る!

世界中の人々の通信や家庭での会話を監視し、不穏分子をAIで予測して事前に取り除き、AIで言論・情報制御を行い、民主主義国家の有権者の投票行動をコントロールしていこうという流れが世界的に起こっている。
イギリスのEU離脱の国民投票では、実際にSNSから収集されたデータから個人の政治的嗜好が解析され、保守派、リベラル派、ノンポリ層というように分類がなされて、民主主義の根幹となる投票行動に利用された。そこからさらに言論を統制し、一方に都合の良い情報しか出さなければ、有権者の投票行動に影響を与えられることは理論的に可能なのである。(本文より

序 章 米中AI戦争の幕開け
第1章 AI戦争の真実
第2章 AIの進化で実現する『1984年』の世界
第3章 牙をむいた中国のグレート・ファイアウォール
第4章 繰り広げられる技術合戦
第5章 デジタル冷静のカギは「暗号技術」
第6章 中国の情報覇権に立ち向かう日本とアメリカ

著者プロフィール

深田萌絵(ふかだ・もえ)

ITビジネスアナリスト。Revatron株式会社代表取締役社長。本名・浅田麻衣子。早稲田大学政治経済学部卒。学生時代にファンドで財務分析のインターン、リサーチハウスの株式アナリスト、外資投資銀行勤務の後にリーマンショックで倒産危機に見舞われた企業の民事再生業務に携わった。現在はコンピューター設計、チップ・ソリューション、AI高速処理設計を国内の大手企業に提供している。近著に『日本のIT産業が中国に盗まれている』『「5G革命」の真実』(いずれもワック)がある。YouTubeで「WiLL Moe Channel」開局中。

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