日本国史 世界最古の国の新しい物語 | 育鵬社
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既刊本

日本国史 世界最古の国の新しい物語

著者
田中英道

判型
四六判  304ページ
定価
本体 1600 円+税
発行
育鵬社
発売
扶桑社
発売日
2018年06月04日
ISBN
978-4-594-07982-6

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本の内容

歴史とは国家の「来歴」を語る「物語」である!

高天原は関東にあった!?
天孫降臨はフィクションではない!?

・神武天皇の実在を示す日本独特の巨大な前方後円墳
・法隆寺は日本人の精神性の結晶
・白村江の戦いを契機に生まれた日本の対外的国家観
・社会福祉活動を政治に反映させた光明皇后の功績
・東大寺の再建によって結びついた天皇家と源頼朝
・外国人を巧みに利用して外交方針を定めた徳川家康
・明治維新最大のポイントは律令制の復活にあった
・三島由紀夫の死と日本人のあるべき生き方……他

【目次より】
第一話 日高見国──縄文・弥生時代、関東にあった祭祀国家
第二話 天孫降臨──関東から九州へ、船で渡った瓊瓊杵尊
第三話 大和時代──神武天皇と日本の統治
第四話 飛鳥時代──日本人の神髄「和」の思想の確立
第五話 白鳳時代──律令国家の誕生と国家意識の確立
第六話 奈良時代──日本の古典を成熟させた天平文化
第七話 平安時代──貴族が極めた宮廷文化の頂点
第八話 鎌倉時代──武家政治が生み出した仏教美術
第九話 室町時代──現代に継承される日本文化の誕生
第十話 戦国・安土桃山時代──西洋文明との邂逅
第十一話 江戸時代──百万人都市が育んだ庶民文化
第十二話 明治維新──西洋文明との格闘、そして独自性の追求
第十三話 日清戦争から大東亜戦争まで──近代化された日本の戦争
第十四話 現代に続く日本文化の財産

本書は平成24年刊行の田中英道著『日本の歴史 本当は何がすごいのか』(小社刊)をもとに、最新の歴史研究の成果を踏まえ、大幅な加筆を行い刊行するものです。

著者プロフィール

田中英道(たなか・ひでみち)

昭和17(1942)年東京生まれ。東京大学文学部仏文科、美術史学科卒。ストラスブール大学に留学しドクトラ(博士号)取得。文学博士。東北大学名誉教授。フランス、イタリア美術史研究の第一人者として活躍する一方、日本美術の世界的価値に着目し、精力的な研究を展開している。また日本独自の文化・歴史の重要性を提唱し、日本国史学会の代表を務める。著書に『日本美術全史』(講談社)、『日本の歴史 本当は何がすごいのか』『日本の文化 本当は何がすごいのか』『世界史の中の日本 本当は何がすごいのか』『世界文化遺産から読み解く世界史』『日本の宗教 本当は何がすごいのか』『日本史5つの法則』『日本の戦争 何が真実なのか』『聖徳太子 本当は何がすごいのか』『日本の美仏50選』『葛飾北斎 本当は何がすごいのか』(いずれも育鵬社)などがある。

訂正のお知らせ

●本書(初版第1刷)の本文に下記の誤りがありました。ここに訂正してお詫びします。
19頁6行目:「岩宿遺跡だけでなく登呂遺跡(静岡県静岡市)や休場遺跡(静岡県沼津市)」⇒「岩宿遺跡だけでなく休場遺跡(静岡県沼津市)」
同頁8行目:「遺跡が関東中部で多数見つかっています。」⇒「遺跡が関東や中部地方で多数見つかっています。」
同頁8行目:「日本における関東の歴史的」⇒「日本における関東や中部地方の歴史的」

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