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国際情勢判断・半世紀
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外務省情報調査局長、駐タイ大使を歴任し、
気骨の外交官、外交戦略論の論客と謳われ、
安倍外交の指南役として大きな役割を果たした著者が、
後世の日本人に遺す唯一の回顧録!
生前に残された20時間余のテープから明らかにされる、
情報分析の要諦と戦後外交の秘録。
巻頭に安倍晋三首相による追悼文を収録。
「岡崎久彦大使と父子三代」
・敗戦時、15歳の少年は何を思ったのか?
・本格的に情報分析にたずさわり、見えてきた真実とは?
・なぜ日米同盟が重要なのか
・日本から提起された従軍慰安婦問題
・日韓歴史問題は解決可能である
・集団的自衛権の解釈変更を果たす
・強大中国にいかに立ち向かうか……など
第一部 戦後外交の回顧録
第一章 岡崎家に生まれて
第二章 外交官人生の出発
第三章 情勢判断の道を進む
第四章 国際政治と官界のただなかで
第五章 駐サウジアラビア大使時代
第六章 駐タイ大使時代
第七章 外務省を退官して
第八章 日本の未来のために
第二部 主要な論説と証言
① 戦後五十年と「誠が感じられない」
② 歪められた戦後の「歴史問題」
③ 苦節三十五年、集団自衛権の時が来た
④ 強大中国にいかに立ち向かうか
⑤ 友人、知人が見た岡崎久彦
あとがき──家庭から見た岡崎久彦……岡崎昭子
岡崎久彦(おかざき・ひさひこ)
昭和5 (1930)年大連生まれ。東京大学法学部在学中に外交官試験に合格し、昭和27年外務省入省。イギリスに留学し、ケンブリッジ大学経済学部学士及び修士。防衛庁参事官、駐米大使館勤務などを経て、昭和59年外務省情報調査局長に就任。その後、駐サウジアラビア大使、駐タイ大使を歴任し、平成4(1992)年に退官。平成14年に岡崎研究所を設立。著書に『国家と情報』(文藝春秋) 、『戦略的思考とは何か』(中央公論社〔中公新書〕)、『外交官とその時代』シリーズ(PHP研究所)など多数。平成26年10月26日逝去。