[増補]決定版・日本史 | 育鵬社
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既刊本

[増補]決定版・日本史

著者
渡部昇一

判型
文庫判並製  304ページ
定価
本体 580 円+税
発行
育鵬社
発売
扶桑社
発売日
2014年08月02日
ISBN
978-4-594-07095-3

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本の内容

著者が初めて1冊で著した日本通史。
これこそ「渡部日本史」の決定版!
大人のための歴史教科書。

目次(抜粋)

文庫版への序文

旧版まえがき──日本の通史を初めて一冊の本に著した理由

第一章 古代──日本人のメンタリティはこうしてつくられた
日本の神話が「国をつくった」ではなく「島国をつくった」で始まるのは?
天皇の悪口がそのまま書かれている『古事記』『日本書紀』の史的公平性
画期的だった、神道の発想でつくられた奈良の大仏
◆コラム◆女帝となるための特別な条件とは?

第二章 中世──「民の暮らし」を意識した武家政権が誕生した
四百年続いた平安時代を突如終わらせた原因とは?
日本史上、最大級の危機だった蒙古襲来
足利幕府成立後、南北朝が統一されるまで54年もかかった理由とは?
◆コラム◆足利義政によって確立された、日本人の美意識

第三章 近世──新時代は信長の比叡山焼き討ちから始まった
戦国時代百年は、日本の宝であった
税制の大改革だった、太閤検地
黒船来航にとった、徳川幕府の致命的ミスとは?
◆コラム◆日本人の理想像とは──大和心と大和魂

第四章 近代──日本は西欧のアジア植民地化に立ち向かった
明治維新は革命ではなく大規模な政権交代だった
日本の韓国併合が世界の植民地政策と徹底的に違うところとは?
南京戦から八年もたって、なぜ「大虐殺」と喧伝されたのか?
真珠湾攻撃のとき、第三次攻撃をしていれば、日本の敗戦はなかった!?

第五章 現代──自分の国の歴史を再び問い直す
ポツダム宣言は、無条件降伏ではなく、有条件降伏であった事実
大規模な「安保反対」に臆せず日米安保条約を締結した岸首相の判断
日本の将来に禍根を残した民主党政権
第二次安倍政権の誕生と憲法改正問題の決着のつけ方
◆コラム◆教科書問題について

著者プロフィール

渡部昇一(わたなべ・しょういち)

昭和5(1930)年山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.(1958)、Dr.phil.h.c.(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。その間、フルブライト教授としてアメリカの4州6大学で講義。専門の英語学のみならず幅広い評論活動を展開する。昭和51年第24回エッセイストクラブ賞受賞。昭和60年第1回正論大賞受賞。英語学・言語学に関する専門書のほかに『知的生活の方法』(講談社現代新書)、『古事記と日本人』『日本史から見た日本人(古代編・中世編・昭和編)』(以上、祥伝社)、『渡部昇一「日本の歴史」(全8巻)』(ワック)、『知的余生の方法』(新潮新書)、『歴史通は人間通』『名著で読む世界史』『名著で読む日本史』(以上、育鵬社)などがある。

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