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横山健 随感随筆編
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日本のロックシーンを牽引するパンクロッカー、初の著書!
「自分を信じないで、誰のための人生なんだ──」
バンド「Ken Yokoyama」のフロントマン、自主レーベルのピザ・オブ・デス・レコーズ社長、そして、再始動したハイ・スタンダードのギタリストとして日本のインディーズ・シーンを牽引し続けるパンクロッカー横山健。
今まで疾走感とエモーション溢れるビートに乗せてメッセージを叫び続けてきた彼が、初めて自らの思いを活字という形で世に送り出す本書には、横山健という一人のロックンローラーが、その時その時に何を感じたか、どのような葛藤を抱えていたか、どんな肚の括り方をしてきたか、文字として表現せずにはいられなかった彼のもうひとつの「叫び」が記されている。
まさに横山健の「生きざま」が刻み込まれた拍動する言葉の数々は、読むものの心を揺さぶらずにはいられない。
【第1章 発信者として】
便利さと引き換えに
男と女
音楽と根性
自分の人生の価値観をどこに見出すか …ほか
【第2章 親として、家族として】
親バカじゃない親は親じゃない、ただのバカだ
誰かがオレの家族に手をかけたら、
全力でそいつを殺す
世の中の残酷さを知らなきゃ渡っていけない
兄の死 …ほか
【第3章 ミュージシャンとして、ギタリストとして】
ギターは人に教わるもんじゃない
ロックを体に浴びて、行儀良く観ていられるか?
ビートを繋ぎ続けろ
バンドマンの時を跨いだロマン …ほか
【第4章 日本人として】
日本人としての精神性
Ken Bandとの震災後
日の丸
愛されることを恐れない …ほか
横山 健(よこやま・けん)
1969年東京出身。1991年にHi-STANDARDを結成、ギタリストとして活躍。1999年にレーベル「PIZZA OF DEATH RECORDS」を設立、社長を務める。
Hi-STANDARD活動休止後の2004年にはアルバム『The Cost Of My Freedom』でKen Yokoyamaとしてソロ活動を開始。その後、ken Bandを率いてライブを行い、2005年に『Nothin’ But Sausage』、2007年に『Third Time’s A Charm』をリリース。2008年1月13日に日本武道館でのライブを「DEAD AT BUDOKAN」と称して行った(12000人動員)。2010年には『FOUR』をリリース。同年には「DEAD AT BAYAREA」と称して東西アリーナー公演を行い14000人を動員する。
2011年9月18日にロック・フェス『AIR JAM 2011』を横浜スタジアムにてHi-STANDARDで主催する。そこで、11年ぶりにHi-STANDARDの活動を再開させ、12年には念願の東北で『AIRJAM 2012』を開催。
11月にはソロとして5枚目のアルバム『Best Wishes』をリリース。
また自身の主宰するレーベル “PIZZA OF DEATH RECORDS”でも精力的に活動し、これまでSNUFF、HAWAIIAN6、COMEBACK MY DAUGHTERS、GARLICBOYS、MEANING、SLANG等の国内外のバンドを輩出してきており音楽シーンにおいて常に第一線で活躍している。
2013年11月には、自身のドキュメンタリー映画『横山健──疾風勁草編』が公開され、話題となった。