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名著で読む世界史
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賢者は歴史に学ぶ!
世界は、グローバル化と混迷の中にある。
古代ギリシアから近現代までの13冊から読み抜いた
各国の歴史の真相とは!
第1章 ヘロドトス『歴史』──「歴史の父」が著したペルシア戦争史
第2章 トゥキディデス『歴史』──演説で浮かび上がる歴史の真実
第3章 カエサル『ガリア戦記』──ローマ帝国最大の遺産とは何か?
第4章 タキトゥス『ゲルマーニア』──現代日本人に対する警告の書
第5章 塩野七生『ローマ人の物語』──歴史を書く人の最高の資質とは?
第6章 ドーソン『ヨーロッパの形成』──「暗黒時代」は「最も創造的な時代」だった!?
第7章 マキアヴェッリ『君主論』──君主に求められる資質と振る舞いとは?
第8章 クラウゼヴィッツ『戦争論』──森鴎外が日本に伝えた戦争哲学
第9章 渡部昇一『ドイツ参謀本部』──リーダーと参謀、政治と軍隊の教訓
第10章 シュペングラー『西洋の没落』──現代でも色褪せない優れた歴史的洞察
第11章 チェスタトン『アメリカ史』──中世がない国には騎士道もなかった!?
第12章 マコーリー『イングランド史』──歴史の登場人物とともに“叫んでいる”歴史家
第13章 ベロック『The Jews』──世界史の中のユダヤ人を“予言”した書
渡部昇一(わたなべ・しょういち)
昭和5(1930)年山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学留学。Dr.phil.(1958)、Dr.phil.h.c.(1994)。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。専門の英語学のみならず幅広い評論活動を展開する。昭和51年第24回エッセイストクラブ賞受賞。昭和60年第1一回正論大賞受賞。英語学・言語学に関する専門書のほかに『知的生活の方法』『日本語のこころ』(以上、講談社現代新書)、『古事記と日本人』『日本史の法則』『日本史から見た日本人(古代編・中世編・昭和編)』(以上、祥伝社)、『渡部昇一の古代史入門』『渡部昇一の中世史入門』『渡部昇一の戦国史入門』(以上、PHP研究所)、『渡部昇一「日本の歴史」(全8巻)』(ワック)、『知的余生の方法』(新潮新書)、『決定版・日本史』『歴史通は人間通』(以上、育鵬社)などがある。