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米国人弁護士が見た変容するアメリカ現代史──銃・中絶・移民・戦争
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大統領の言動と経済・外交関係だけ見ていてもアメリカは分からない
アメリカ国民を二分する政治の各争点を歴史の流れから説き明かす!
日本のアメリカに関する報道を見ていると、経済情勢と外交関係、後は映画や音楽などカルチャーの話題ばかりで、こうした中絶や移民、銃の問題などについては、断片的にしか取り上げられません。
そこで本書では、「人工妊娠中絶」の問題や「移民政策」「銃規制」など、アメリカ社会のアイデンティティに関わる問題について、アメリカ人の弁護士という立場から法制度の変遷にも触れながら、歴史的経緯をさかのぼって論じていきたいと思います。(「はじめに」より)
日本とは異なる「移民としての歴史」と「キリスト教の宗教観」から作られたアメリカ社会の“今”が分かる!
【目次】
第1章 なぜアメリカ人は銃を手放さないのか
第2章 人工妊娠中絶をめぐる「生命」と「選択」の問題
第3章 同性婚とLGBTの問題で残された課題
第4章 移民国家アメリカの歴史と人種差別克服の苦闘
第5章 アメリカの戦争の歴史―領土拡大から「世界の警察」へ
ケント・ギルバート (Kent Sidney Gilbert)
米カリフォルニア州弁護士。1952年米国アイダホ州生まれ、ユタ州育ち。71年宣教師として初来日。80年米ブリガムヤング大学大学院卒業。法学博士・経営学修士。米カリフォルニア州の司法試験に合格し国際法律事務所に就職。法律コンサルタントとして東京都に居住。83年テレビ番組『世界まるごとHOWマッチ』に出演、一躍人気タレントとなる。現在は講演や執筆活動を中心に多忙な日々を送る。著書に『儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇 』(講談社+α新書)、『まだGHQの洗脳に縛られている日本人』(PHP研究所)、『米国人弁護士だから見抜けた日弁連の正体』『日弁連という病』(以上育鵬社)等多数。