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[文庫版]夫婦口論──二人で「老い」を生きる知恵
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老いてこそ夫婦は面白い!
結婚生活62年。作家夫妻が語りあう、二人で「老い」を生きる知恵。
好評夫婦対談、待望の文庫化!
熟年離婚が急増している現代、長年連れ添った伴侶との別れはなぜ起こるのか? 本書では、結婚生活60余年の作家夫婦が、自分たちの歩んできた道を振り返りながら、変わりゆく世の中や人々の生き方、夫婦のあり方など様々なテーマを縦横無尽に語り合う。絆の切れやすくなった現代の夫婦関係で求められるのは寛容の精神か、愛か、忍耐か、諦めか……。人生の実りの秋を迎えた世代に読んでもらいたい「夫婦、老いの作法」。
文庫解説:歴史エッセイスト・㈱ことほぎ代表取締役 白駒妃登美
◎ 価値ある人生のための10章 ◎
1 流されない生き方
2 子供に何を教えるか
3 成熟した大人になるために
4 自立した人生のすすめ
5 よき日本人であれ
6 国際社会で生き抜くために必要なこと
7 人生に必要なこと
8 宗教と人生
9 夫婦の生き方・哲学
10 エピローグ──後生へのメッセージ
三浦朱門(みうら・しゅもん)
大正15(1926)年、東京生まれ。東京大学文学部卒。昭和42年、『箱庭』で新潮社文学賞受賞。文化庁長官、日本文藝家協会理事長、日本藝術院院長などを歴任。平成11年、文化功労者となる。著書に『箱庭』『武蔵野ものがたり』『老年の品格』『人生は五十歳から』『老年の見識』『日本人にとって天皇とは何か』『なぜ日本人は「世間」を気にするのか』など多数。
曽野綾子(その・あやこ)
昭和6(1931)年、東京生まれ。聖心女子大学文学部卒。平成9年、海外邦人宣教者活動援助後援会代表として吉川英治文化賞、読売国際協力賞受賞。平成7年から平成17年、日本財団会長を務めた。平成15年、文化功労者となる。著書に『無名碑』『神の汚れた手』『老いの才覚』『自分の始末』『人間の基本』『人間の愚かさについて』『国家の徳』『出会いの神秘』など多数。