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日本の地政学 ──日本が戦勝国になる方法
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モスクワ滞在28年
注目のリアリストが指し示す勝利の法則
日本は東洋のイギリス
中国は東洋のドイツ
習近平はヒトラー
今後の世界はこうなる!
私は、「地政学は、国の進むべき方向性を示す、実践的、実用的学問だ」と思いました。そこで、「地政学的に見ると、日本の過去、現在、未来はどうなのだろう?」と考えはじめたのです。そして、誕生したのがこの本です。
第1章「日本の地政学」では、日本とイギリスの類似点を示します。
第2章「中国の地政学」では、中国とドイツ帝国、ナチス・ドイツの類似点を示します。
第3章「勝利の地政学」では、日本が中国に勝つ方法を、イギリスとドイツの関係から考察します。
第4章「これから世界で起こること」では、文字通りこれから起こることを予想します。
第5章「未来の繁栄のために」では、日本が米中覇権戦争で「戦勝国」になる方法。米中覇権戦争後も繁栄をつづける指針を示します。(本書「序章」より)
北野幸伯(きたの・よしのり)
国際関係アナリスト。1970年生まれ。19歳でモスクワに留学。1991年12月、現地でソ連崩壊を目撃する。1996年、ロシアの外交官養成機関である「モスクワ国際関係大学」(MGIMO)を、日本人として初めて卒業(政治学修士)。1999年、メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル」(RPE)を創刊。「わかりやすい!」「面白い!」「予測があたる!」と話題になり、読者数が急増しつづける。RPEは現在、会員数約61,000人。業界最大手「まぐまぐ」の「ニュース、情報源部門」で日本一のメルマガである。また、2015年「まぐまぐ大賞」で総合1位を受賞。「日本一のメルマガ」と認定された。リアリズム大国ロシアの首都モスクワに28年滞在。アメリカや、平和ボケした日本のメディアとは全く異なる視点から発信される情報は、高く評価されている。2018年、日本に帰国。
著書に、『中国・ロシア同盟がアメリカを滅ぼす日』(草思社)、『隷属国家日本の岐路』(ダイヤモンド社)、『プーチン最後の聖戦』『日本自立のためのプーチン最強講義』『日本人の知らないクレムリン・メソッド』(以上、集英社インターナショナル)、『中国に勝つ 日本の大戦略』『日本の生き筋』『米中覇権戦争の行方』『新日本人道』(以上、育鵬社)などがある。