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習近平の死角──独裁皇帝は間違いなく中国を自滅させる
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北朝鮮の核ミサイルを巡って東アジアが激変するなか、
習近平はいつまで独裁を維持できるのか?
中国分析の第1人者が、現前する中国危機に警鐘を鳴らす!
◎ 憲法改正によって党の「核心」となった習近平。絶大なる権力を手にした習近平だが、中国国内の経済格差、権力闘争、軍の掌握、米中貿易戦争など、内にも外にも大きな難題が存在する。
また、昨年から金正恩の核ミサイル問題が激しさを増すなかで存在感が低下していた中国だったが、米朝首脳会談の前に、習近平は金正恩を2度も呼びつけて皇帝然と振る舞った。
「習近平思想」は憲法に盛り込まれて終身独裁を手にしたが、習近平の権力基盤は盤石なのか、あるいは覇権主義的振る舞いを漫然と見過ごす緊張感のない日本は生き残れるのかなど、混乱する中国の実情を国際政治の観点も交えて徹底分析する。
【目次】より
プロローグ 独裁の脆さ、習近平の死角
第1章 独裁権力は絶対的に腐敗する
第2章 トランプの米国、中国敵視に転換
第3章 中国の内部、これだけの矛盾
第4章 中国の軍門に下る国、背を向ける国
第5章 中国と手を結ぶ狡猾なメルケルとプーチン
第6章 日本には国家戦略が不在だ
宮崎正弘(みやざき・まさひろ)
昭和21(1946)年石川県金沢市生まれ。評論家。早稲田大学中退。「日本学生新聞」編集長、雑誌『浪曼』企画室長、貿易会社経営などを経て、昭和57(1982)年『もうひとつの資源戦争』(講談社)で論壇デビュー。国際政治・経済の舞台裏を独自の情報で解析する論評に定評があり、中国ウォッチャーの第一人者として活躍。著書に『世界は金本位制に向かっている』(扶桑社新書)、『金正恩の核ミサイル』(育鵬社)、『習近平の独裁強化で世界から徹底的に排除され始めた中国』(徳間書店)、『米国衰退、中国膨張 かくも長き日本の不在』(海竜社)、『アメリカの「反中」は本気だ!』(ビジネス社)など多数。